特徴等
辰巳家は旧法隆寺村西里に屋敷を構える大地主で、主屋をはじめとする現在の建築群は、江戸後期の三の蔵を除き、大正4年(1915)に建造されたものである。
一の米蔵は、宅地の東面南端部に棟を南北に通して建つ2階建の土蔵である。切妻造、桟瓦葺で、西正面には南に隣接する二の米蔵及び北の納屋と一連の庇が付く。南の2棟の米蔵よりやや規模が小さいがほぼ同形式になる重厚な造りで,保存状態もよい。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2008-10-2
辰巳家住宅一の米蔵
(撮影:2008-9)
辰巳家住宅一の米蔵
(撮影:2008-9)
       
       
       
       
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    奈良県の登録文化財建造物      2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
202 辰巳家住宅
一の米蔵
大正4年
(1915)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積40㎡、西面庇附属
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