特徴等
菊水楼は明治中期創業という伝統ある料理旅館で、春日大社一の鳥居前の三条通に北面し、背後に荒池を望む景勝地に所在している。
庭門は本館玄関廻りから旧本館北側の庭を画する塀に設けた門で、本館の玄関脇に位置している。表門同様、圓成寺塔頭の門を明治時代に移築したものと伝わり、同じ薬医門形式ながら、こちらはやや規模が小さく、屋根は桟瓦葺である。左右に木製の脇塀を付けるなど、庭門らしい演出が加えられている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)

2010-6-19
菊水楼庭門 (撮影:2008-4) 菊水楼庭門 (撮影:2008-4)
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    奈良県の登録文化財建造物      2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
004 菊水楼庭門 江戸期
(1615-1867)
木造薬医門、瓦葺、間口2.4m