特徴等
菊水楼は明治中期創業という伝統ある料理旅館で、春日大社一の鳥居前の三条通に北面し、背後に荒池を望む景勝地に所在している。
本館は、明治34年(1901)に旧本館に接続して増築された部分である。木造3階建、入母屋造,桟瓦葺の純和風建築で、正面に突出する入母屋造の玄関の天井に菊水の彫刻,1階壁面には菊花を象った丸窓をあしらう。三条通からの眺望は、表門とともに大鳥居前の景観に欠くことの出来ない存在となっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)

2010-6-19
菊水楼本館 (撮影:2004-6) 菊水楼本館 (撮影:2004-6)
菊水楼本館 (撮影:2004-6)
       
       
       
       
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    奈良県の登録文化財建造物      2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
002 菊水楼本館 明治34年(1901) 木造3階建、瓦葺、建築面積293㎡