特徴等 |
錦織神社 (にしごおりじんじゃ) が所在するこの地域は、古代錦部郡と呼ばれ錦を織る技術者の集落として、また、水流の合流点として栄え、この地域の守護神として室町時代正平18年(1363)にこの神社が創建されたと伝わる。瑞牆の中に並んで建つ本殿と摂社2社の本殿が、いずれも重要文化財に指定されている。 摂社春日社本殿は本社本殿の東側(向かって右側)に位置する小規模な社殿で、形式は西側の天神社本殿と同じ2間社流見世棚造、檜皮葺という珍しい形式である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/富田林市HP (注) 摂社2社の本殿の建造年代は、文化庁のデータベースでは「室町中期(1393-1466)」となっているが、社頭の案内板では、「平成修理の際に棟札が発見され、文明12年(1480)の建造であることが判明した。」と説明されていた。 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
錦織神社 摂社春日社本殿 |
室町中期 (1393-1466) |
二間社流見世棚造、檜皮葺 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |