特徴等
錦織神社 (にしごおりじんじゃ) が所在するこの地域は、古代錦部郡と呼ばれ錦を織る技術者の集落として、また、水流の合流点として栄え、この地域の守護神として室町時代正平18年(1363)にこの神社が創建されたと伝わる。瑞牆の中に並んで建つ本殿と摂社2社の本殿が、いずれも重要文化財に指定されている。
本殿は桁行3間、梁間2間、入母屋造、檜皮葺で、室町中期の建造と考えられている。正面の向拝に浜床を設けて軒を唐破風で飾り、その上に千鳥破風を付け、全体に彩色を施した豪華で華麗な社殿である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/富田林市HP
2009-12-11
錦織神社本殿 (撮影:2009-12) 錦織神社本殿 (撮影:2009-12)
       
       
       
       
       
       
       
       
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名 称 年 代   構造等
錦織神社
本殿
室町中期
(1393-1466)
桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、檜皮葺
    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
錦織神社本殿 (撮影:2009-12)