名 称 | 年 代 | 構造等 | |
建水分神社 本殿 (右殿) |
室町中期 (1393-1466) |
2間社流造、檜皮葺 各殿間渡廊附属 |
特徴等 |
建水分神社 (たけみくまりじんじゃ) は平安初期の延喜式に記されている式内社で、葛城・金剛山の西麓にひろがる大阪府唯一の村・千早赤阪村に位置している。 現在の本殿は、建武元年(1334)に後醍醐天皇の勅命により、楠木正成が造営したもので3殿から成っている。中殿に1間社の春日造、左殿と右殿に2間社の流造を配し、中殿と左右両殿を渡廊で連結するという、他に例を見ない全国唯一の様式である。拝殿より一段高い場所に建っていて、通常の参拝ではごく一部しか望めない。地元では水分神社 (すいぶんじんじゃ) と呼ばれ崇敬されている。 参考資料:社頭案内板/建水分神社HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-11-28 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |