旧鴻池新田会所屋敷蔵

名称		年代	構造等
旧鴻池新田会所屋敷蔵		延享3年 (1746)	土蔵造、桁行7.8m、梁間4.9m、二階建、切妻造、本瓦葺

特徴等

鴻池新田会所は、河内平野を流れる大和川の付け替え後、豪商鴻池家が町人請負として開発した鴻池新田の会所で、宝永年間 (1704～1711) に開設された。周囲に堀を回した敷地の中央に本屋が建ち、その北に屋敷蔵、西方に文書蔵・米蔵・道具蔵が配されている。近世における新田管理の施設の様子を今に伝える、貴重な遺構である。
屋敷蔵は本屋の北東に接して建つ、切妻造、本瓦葺の2階建土蔵である。延享3年(1746)の建造で、現存する蔵の中で一番古い蔵である。
参考資料：現地の説明板／国指定文化財等DB(文化庁)
2008-11-24


旧鴻池新田会所屋敷蔵 (撮影：2008-11)	旧鴻池新田会所屋敷蔵 (撮影：2008-11)