名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧鴻池新田会所 米蔵 |
享和2年 (1802) |
土蔵造、桁行22.9m、梁間10.5m、切妻造、東面庇附属、本瓦葺 |
特徴等 |
鴻池新田会所は、河内平野を流れる大和川の付け替え後、豪商鴻池家が町人請負として開発した鴻池新田の会所で、宝永年間 (1704~1711) に開設された。周囲に堀を回した敷地の中央に本屋が建ち、その北に屋敷蔵、西方に文書蔵・米蔵・道具蔵が配されている。近世における新田管理の施設の様子を今に伝える、貴重な遺構である。 米蔵は敷地西辺のほぼ中央に建つ、平屋建、白漆喰塗の土蔵である。東平面に庇付の出入口を2ヵ所設けた大型の蔵で、新田内で収穫され、年貢や肥料代として納められた米を保管していた。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-11-24 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |