名 称 年 代   構造等
旧鴻池新田会所
文書蔵
天明6年
(1786)
土蔵造、桁行6.0m、梁間4.9m、二階建、切妻造、東面庇附属、桟瓦葺
特徴等
鴻池新田会所は、河内平野を流れる大和川の付け替え後、豪商鴻池家が町人請負として開発した鴻池新田の会所で、宝永年間 (1704~1711) に開設された。周囲に堀を回した敷地の中央に本屋が建ち、その北に屋敷蔵、西方に文書蔵・米蔵・道具蔵が配されている。近世における新田管理の施設の様子を今に伝える、貴重な遺構である。
文書蔵は会所開設当初からあったと考えられているが、現在の建物は天明6年(1786)の建造で、享和2年(1802)頃の状態に復元されているとのこと。敷地の西南、米蔵の南に建つ白漆喰塗、2階建の土蔵で、東平面に庇付の出入口を設ける。新田開発や経営に関する書類が保管されていた。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2008-11-24
旧鴻池新田会所文書蔵
(撮影:2008-11)
旧鴻池新田会所文書蔵
(撮影:2008-11)
       
       
       
       
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旧鴻池新田会所文書蔵
(撮影:2008-11)
(1704~1711)
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