名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧鴻池新田会所 本屋 |
宝永4年 (1707) |
桁行29.7m、梁間12.8m、西面入母屋造、東面切妻造段違、南面便所、玄関、土庇及び米踏部屋附属、北面庇付、西面庇及び下屋附属、北面突出部 桁行3.0m、梁間11.8m、北面下屋附属、入母屋造、本屋屋敷蔵間接続部本瓦及び桟瓦葺 |
特徴等 |
鴻池新田会所は、河内平野を流れる大和川の付け替え後、豪商鴻池家が町人請負として開発した鴻池新田の会所で、宝永年間 (1704~1711) に開設された。周囲に堀を回した敷地の中央に本屋が建ち、その北に屋敷蔵、西方に文書蔵・米蔵・道具蔵が配されている。近世における新田管理の施設の様子を今に伝える、貴重な遺構である。 本屋は新田の管理・運営を行った拠点の中心施設で、土間、勘定間、座敷からなる大規模な建物である。座敷は役人の接待や村の会合に使われたほか、土間では災害時に大掛かりな炊き出しが行われたという。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-11-24 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |