名 称 年 代   構造等
奥家住宅土蔵 江戸中期
(1661-1750)
土蔵造、桁行5.5m、梁間4.0m、二階建、切妻造、南面庇付、本瓦葺
奥家住宅西土蔵 19世紀(1801
-1900)初期
土蔵造、桁行5.0m、梁間3.4m、二階建、切妻造、南面庇付、本瓦葺
       
       
       
       
特徴等
奥家は17世紀初頭、樫井に農家として住みついた旧家で、住宅は熊野街道沿い位置している。白壁の土塀に囲まれた広大な敷地の中には、江戸時代の主屋、表門、土蔵などが建ち並んでいる。
土蔵は切石積みの基礎上に建つ切妻造、本瓦葺の2階建土蔵で、主屋の背後に東西棟として建っている。 外壁は白漆喰塗りで、腰部は高い位置まで竪板を張り、屋根は置屋根形式とする。
西土蔵は土蔵の西に並んで建ち、敷地北辺の景観を形成する要素になっている。
敷地背後には田園が広がり、街道沿いの表側よりやや低い塀越しに、大規模民家の堂々たる屋敷構えを望むことができる。
屋敷内には熊野街道樫井王子跡を示す石碑がある。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/全国重文民家の集いHP/泉佐野市HP
2010-3-15

左:土蔵 右:西土蔵
奥家住宅土蔵・西土蔵 (撮影:2010-3)
       
       
       
       
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