特徴等
摩尼院 (まにいん) は、金剛寺の山内につくられた子院 (しいん) である。金剛寺の子院は盛時には73院もあったといわれるが、現存するのは3院だけで、そのうちの一つである。南北朝時代、金剛寺は南朝の拠点となり、摩尼院は正平9年(1354)から同14年(1359)までの6年間、南朝の後村上天皇の仮の御所となった。
書院は慶長年間に建造されたもので、正規の様式を備える。桁行16.9m、梁間12.5mの規模で、入母屋造、茅葺、四面に庇を付けている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/河内長野市観光ポータルサイト(河内長野市観光協会)
2018-11-18
魔尼院書院 (撮影:2009-2) 魔尼院書院 (撮影:2009-2)
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る
    大阪府の重要文化財建造物リスト      2018-2-1 現在
魔尼院書院 (撮影:2009-2) 魔尼院書院 (撮影:2009-2)
名 称 年 代   構造等
摩尼院書院 桃山
(1573-1614) 
桁行16.9m、梁間12.5m、一重、入母屋造、茅葺、四面庇付、本瓦及び桟瓦葺