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    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
番号・名 称 年 代   構造等
金剛寺御影堂 慶長11年
(1606) 
桁行四間、梁間四間、一重、宝形造、正面向拝一間、背面向拝二間
観月亭:桁行南面一間、北面二間、梁間一間、一重、東面向唐破風造、西面御影堂に接続、総檜皮葺
金剛寺御影堂 (撮影:2009-2) 金剛寺御影堂 (撮影:2009-2)
特徴等
金剛寺は、奈良時代の天平年間(729-749)に行基によって開かれ、平安時代に弘法大師(空海)が修行した地といわれている。その後400年の間に荒廃したが、平安時代の終わりに高野山の阿観上人が後白河上皇とその妹の八条女院の篤い帰依と庇護を受けて伽藍を再興したといわれる。
御影堂は、阿観上人が高野山から迎えた真如親王真筆の弘法大師の御影 (みえ) をまつるお堂である。4間四方、宝形造・檜皮葺で、東に南北両朝の天皇・上皇が月見をされた観月亭が接続する。御影堂は治承2年(1179)、観月亭は吉野朝時代に創建とされるが、現存の建物は慶長11年(1606)の再建である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/金剛寺案内リーフレット/河内長野市HP
2009-2-17
金剛寺御影堂 (撮影:2009-2) 金剛寺御影堂 (撮影:2009-2)