特徴等 |
左近家住宅は和歌山県境に近い河内長野市南西端の山村、滝畑地区に位置し、谷と平行に棟を設けて南北棟として建っている。桁行7間、梁行4間半規模の入母屋造、妻入、茅葺の民家である。南妻面の入口を入ると大きな土間で、土間の右手にカマヤとよばれる炊事場とマヤと呼ばれる牛もしくは馬を飼育していた部屋がある。奥の居室部は4間取りを基本とする平面構成になっている。建造は江戸前期、17世紀後半と見られているが、現状は18世紀末の改造時
の姿に復旧整備されているとのことである。 参考資料:現地の説明板(河内長野市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2010-4-25 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
左近家住宅 | 江戸前期 (1615-1660) |
桁行14.0m、梁間9.2m、入母屋造、妻入、茅葺 |