特徴等 |
山本家は江戸時代には庄屋役を務め、また、和歌山藩主の鷹狩時には本陣になったとも伝える旧家で、住宅は奈良県五條市に通じる国道310号線沿いの山腹に位置している。主屋は桁行13.6m、梁間9.7m、入母屋造、茅葺で、敷地北寄りに東西棟として建つ。内部は東半を土間部、西半を居室部とし、居室部は整形4間取である。この地方の典型的な中堅農家で、建造は17世紀中頃と見られている。その後の改造もほとんどなく、保存状態もよい貴重な存在となっている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(河内長野市)/河内長野市HP 2010-3-5 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
121 山本家住宅 | 江戸中期 (1661-1750) |
桁行13.6m、梁間9.7m、入母屋造、茅葺 |