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観心寺恩賜講堂 (撮影:2009-2)
特徴等
観心寺は、文武天皇の大宝元年(701)、役小角(えんのおづの)によって開かれた雲心寺に始まり、弘仁6年(815)、空海が本尊如意輪観音菩薩を刻まれ寺号を観心寺と改称、その後、空海の弟子実恵と孫弟子の真紹により堂舎が造営されたと伝わっている。
恩賜講堂は昭和3年(1928)の昭和天皇大礼の際に、宮内省により京都御苑内で建てられた大饗宴場の下賜材を再利用して、同5年(1930)に観心寺境内に建てられた講堂である。設計は大阪の建築家の池田谷久吉による。内部は広壮な一室の講堂で,二重折上格天井、シャンデリアなどの下賜材が室内を華やかに彩っている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/観心寺案内リーフレット
2009-2-15
       
       
       
       
観心寺恩賜講堂 (撮影:2009-2) 観心寺恩賜講堂 (撮影:2009-2)
    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
名 称 年 代   構造等
観心寺恩賜講堂 昭和5年
(1930) 
木造、建築面積458.4㎡、背面便所附属、スレート葺