特徴等 |
観心寺は、文武天皇の大宝元年(701)、役小角 (えんのおづの) によって開かれた雲心寺に始まり、弘仁6年(815)、空海が本尊如意輪観音菩薩を刻まれ寺号を観心寺と改称、その後、空海の弟子実恵と孫弟子の真紹により堂舎が造営されたと伝わっている。 金堂は正平年間(1346-1369)に建立された7間四方、入母屋造、本瓦葺のお堂で、和様を基調とし、双斗・海老虹梁など大仏様・禅宗様の混じる折衷様の代表例として知られる。3間の向拝を持つ優美なお堂で、国宝に指定されている。平安時代の本尊如意輪観音(国宝)が安置されている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/観心寺案内リーフレット 2009-2-15 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
観心寺金堂 (国宝) |
正平年間 (1346-1369) |
桁行七間、梁間七間、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺 |