大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
岩湧寺多宝塔 | 室町後期(1467-1572) |
三間多宝塔、銅板 |
特徴等 |
岩湧寺 (いわわきでら) は、文武天皇の勅願により役小角 (えんのおづの) を開基として創建されたといわれる古刹で、和歌山県境に近い岩湧山(標高898m)の北側中腹に位置している。 多宝塔は3間、銅板葺、高さ13mの比較的小規模な多宝塔である。初重は勾欄のない縁を廻らせ、正面中の間を桟唐戸、脇間を板張とする。上重の塔身は細く、全体に軽やかな姿である。塔内には本尊大日如来座像(平安末期、重文)などを安置している。 参考資料:現地の説明板(河内長野市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2010-4-25 |