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特徴等
吉村家は中世末期から庄屋職を務めたという上層農家で、住宅は羽曳野市北部の市街地に所在している。
主屋は大和棟の大規模な民家で、広大な敷地の中央やや西寄りに東西棟として建っている。大屋根は茅葺で両端を瓦葺とし、東側は傾斜が一段緩く、煙出し櫓の載った瓦葺の落棟とする。 内部は広い土間と6間からなる居室部、数寄屋風の書院造による客室部が東西に配されている。客座敷は上段の間、次の間などで構成され、欄間彫刻など随所に優れた装飾が施されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(羽曳野市)
2010-5-24
吉村家住宅主屋 (撮影:2010-5)
    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
       
       
       
       
名 称 年 代   構造等
吉村家住宅主屋 江戸前期
(1615-1660)
桁行41.2m、梁間11.4m、切妻造段違、東端入母屋造、茅及び本瓦葺、四面庇付、本瓦、こけら及び桟瓦葺、玄関附属、こけら葺