名 称 | 年 代 | 構造等 | |
桜井神社拝殿 (国宝) |
鎌倉後期 (1275-1332) |
桁行五間、梁間三間、一重、切妻造、本瓦葺(背面向拝を除く) |
特徴等 |
桜井神社は、平安初期の延喜式に記載されている古社で、堺市南部に位置している。天正5年(1577)信長の根来攻め兵火により、拝殿以外は焼失、18世紀初めにようやく旧観に復した。 拝殿は桁行5間、梁間3間、切妻造、本瓦葺で、中央に通路を持つ割拝殿形式である。妻側の蟇股は板状で、梁の両端に彫刻が用いられていないなど、鎌倉時代の建物の特徴が見られる。簡明ながら美しい建築で、堺市では唯一の国宝建築である。 参考資料:現地の説明板(堺市)/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-11-25 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |