特徴等 |
南宗寺 (なんしゅうじ) は、弘治3年(1557)三好長慶が父元長の菩提を弔うために、大林宗套 (だいりんそうとう) を開山として創建した臨済宗大徳寺派の寺院である。慶長20年(1615)の大坂夏の陣による焼失後、元和3年(1617)に寺地を現在の場所に移し沢庵宗彭
(たくあんそうほう) らにより再建され、堂宇が整備されていった。 仏殿は入母屋造、本瓦葺で、方3間の主室の周囲に裳階を廻す。純粋な禅宗様式によるお堂で、大阪府下では禅宗様式による唯一の仏殿とされる。江戸前期の再建になるもので、往時のたたずまいを今に伝えている。 参考資料:南宗寺案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)/堺市HP 2008-11-8 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
南宗寺仏殿 | 承応2年(1653) | 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、背面張出附属、入母屋造、本瓦葺 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |