名 称 | 年 代 | 構造等 | |
住吉大社摂社大海神社 本殿 |
宝永5年(1708) | 住吉造、檜皮葺 |
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住吉大社摂社大海神社 幣殿及び渡殿 |
宝永5年(1708) | 幣殿:桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、檜皮葺、渡殿:桁行二間、梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付 |
特徴等 |
住吉大社は日本書紀』と『古事記』に創立の説話が記されている古社で、大阪市の南西部、古くは住吉の浜として親しまれてきた風光明媚な海岸の近くに位置し、古来摂津国の一之宮として人々の崇敬を集め、親しまれてきた。本殿4棟が国宝に指定されているほか、幣殿及び渡殿、南門、石舞台など14棟の社殿が重要文化財に指定されている。 摂社大海神社 (だいかいじんじゃ) は、海幸山幸神話の海宮の竜王とその娘にあたる豊玉彦と豊玉姫の2柱を祀る社で、本宮域の北側に鎮座している。本殿は本社本殿と同じ住吉造りで、本社よりも古い宝永5年(1708)の造営である。幣殿及び渡殿は、本殿の宝永5年(1708)の造替時に、本社に倣って新たに設けられた建物とみられている。桁行3間、梁間2間、切妻造、檜皮葺で、甍棟を積む。平面構成は、本社第二殿以下の幣殿と同形式になるが若干小振りで、幣殿正面に千鳥破風や軒唐破風を付けない点が異なる。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/住吉大社 2007-12-29 |
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