名 称 年 代   構造等
勝鬘院塔婆 慶長2年(1597) 三間多宝塔、本瓦葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
特徴等
勝鬘院 (しょうまんいん) は、聖徳太子によって建立された施薬院に始まり、太子がこのお寺で人々に勝鬘経を講ぜられたことから勝鬘院と呼ばれるようになったといわれる。また、平安時代以降は金堂に愛染明王が本尊として奉安され、愛染明王信仰の普及とともに、勝鬘院全体が愛染堂と通称され信仰されてきた。
塔婆は三間多宝塔で、金堂の背後に建っている。現在の建物は、織田信長の大阪石山寺攻めの際に焼失した後、慶長2年(1597)に豊臣秀吉により再建されたものである。秀吉に関係する建物として、また、大阪市最古の木造建造物として貴重な存在である。
今年2018年9月の台風で大きな被害が発生したようですが、一日も早い復旧をお祈りいたします。
参考資料:愛染堂勝曼院HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-8
勝鬘院塔婆 (撮影:2008-3) 勝鬘院塔婆 (撮影:2008-3)