名 称 年 代   構造等
四天王寺
鳥居
永仁2年
(1294)
石造明神鳥居、島木木製銅包、貫柱間、額束及び額銅製
       
       
       
       
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    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
特徴等
四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子により創建されたという古寺である。四天王寺式と呼ばれるその伽藍は、近年においては、昭和9年(1934)の室戸台風や昭和20年(1945)の大阪大空襲により大部分が損壊・焼失した。被災を免れた数少ない建物、江戸初期の建物7棟と鳥居1基が重要文化財に指定されており、往時のたたずまいを今に伝えている。
鳥居は中心伽藍の西方に立つ石造の明神鳥居で、鎌倉後期の永仁2年(1294)に従来の木造から建て替えられた。額が塵取りのような形をしているのは、全ての願いをすくいとって漏らさない阿彌陀如来の本願を現しているという。寺に鳥居は奇異に感じられるが、元来鳥居は聖地結界の四門として古来インドより建てられたもので、神社に限ったものではないとの説明が案内リーフレットに載っていた。
参考資料:四天王寺案内リーフレット/四天王寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-6
       
       
       
       
四天王寺鳥居 (撮影:2008-3) 四天王寺鳥居 (撮影:2008-3)