特徴等
四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子により創建されたという古寺である。四天王寺式といわれるその伽藍は、近年においては、昭和9年(1934)の室戸台風や昭和20年(1945)の大阪大空襲により、本坊方丈、五智光院、六時堂など伽藍の北の一部の建物を残し、境内のほぼ全域が損壊あるいは焼失してしまった。その後、昭和38年(1963)以降再興が図られ、現在ではほぼ旧観に復している。戦後間もなく、太子創建の寺であることから天台宗から独立して和宗を創立、その総本山になった。
本坊西通用門は切妻造、本瓦葺の四脚門で、本坊の西に開かれている。元和9年(1623)に徳川氏によって再建されたもので、被災を免れ、堂々たるたたずまいを見せている。
参考資料:四天王寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-5
       
       
       
       
名 称 年 代   構造等
四天王寺
本坊西通用門
元和9年
(1623) 
四脚門、切妻造、本瓦葺
       
       
       
       
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四天王寺本坊西通用門 (撮影:2008-3) 四天王寺本坊西通用門 (撮影:2008-3)
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