名 称 年 代   構造等
綿業会館 昭和6年
(1931)
鉄骨鉄筋コンクリート造、地上六階地下一階建、建築面積920.11㎡、屋上塔屋付、北面非常階段附属
       
       
       
       
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特徴等
綿業会館は紡績繊維関係者の倶楽部建築で、大阪の中心的な商業地区である船場のほぼ中央に位置している。昭和6年(1931)の竣工で、設計は渡辺建築事務所の渡辺節で、村野藤吾も参画したとされる。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上6階建、地下1階建、塔屋付で、1階の会員食堂、2階の談話室、貴賓室、会議室、6階の大会場などが,倶楽部建築としての主要室となっている。ルネッサンス風の簡明な外観を基調としながら、内部の各室はジャコビアン・スタイル、クイーン・アン・スタイルなど、様々に異なったスタイルを取り入れ、昭和初期を代表する建築の一つとして高く評価されている。大阪紡績繊維産業のかっての繁栄ぶりを今に伝える建築物で、現在は繊維関係に限定しない会員制クラブとして運営されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/日本綿業倶楽部HP
2018-11-4
綿業会館 (撮影:2018-2) 綿業会館 (撮影:2008-3)
綿業会館 (撮影:2007-3) 綿業会館 (撮影:2018-2)
綿業会館 (撮影:2018-2) 綿業会館 (撮影:2018-2)
       
       
       
       
    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在
綿業会館 (撮影:2007-3)