特徴等 |
豊臣秀吉が築いた大阪城は元和元年(1615)の大阪夏の陣ですべて焼失、現存する遺構は元和6年(1620)から徳川幕府により再建されたものである。 多門櫓は大手門桝形の北面と東面に矩折れて建つ櫓で、北面に二の丸への出入り口となる大門を設けている。全体の面積は600㎡余り、高さは17.7メートルもあり、現存する櫓の中で最大規模である。寛永5年(1628)に創建されたが天明3年(1783)に落雷で焼失、現存するのは嘉永元年(1848)に再建されたものである。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-11-3 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
嘉永元年(1848) | 矩折一重(一部櫓門)、本瓦葺 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |