特徴等
豊臣秀吉が築いた大阪城は元和元年(1615)の大阪夏の陣ですべて焼失、現存する遺構は元和6年(1620)から徳川幕府により再建されたものである。
桜門は本丸の正門で、徳川による城郭再建当初の寛永3年(1626)に築かれたが、戊辰の役(1868)で焼失し、明治20年(1887)に軍部の手で元どおり復元された。本瓦葺、柱真々5.15mの高麗門で、石垣とともに桝形を形成している。この桝形の築造は岡山藩主池田忠雄が担当し、岡山産の良質の花崗岩が用いられた。正面の石は蛸石と呼ばれ城内第一位の60㎡、左側のは振袖石と呼ばれ城内第3位の54㎡の巨石である。門の左右に延びる塀は昭和44年(1969)に復元されたものである。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-2
名 称 年 代   構造等
大阪城 桜門 明治20年(1887) 高麗門、本瓦葺
大阪城桜門 (撮影:2006-12) 大阪城桜門 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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    大阪府の重要文化財建造物        2018-2-1 現在