番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
大阪城 金明水井戸屋形 |
寛永3年 (1706) |
桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺、石造井戸枠を含む |
特徴等 |
豊臣秀吉が築いた大阪城は元和元年(1615)の大阪夏の陣ですべて焼失、現存する遺構は元和6年(1620)から徳川幕府により再建されたものである。 小天守台上に位置するこの井戸は豊臣時代のものと伝えられていたが、昭和34年(1959)の学術調査の結果、徳川幕府による再建時・寛永元年(1624)に新たに掘られたものと判明した。井戸屋形は同3年(1626)に建てられたもので、桁行1間、梁間1間、四方に柱をたてて上部を貫で固め、切妻造、本瓦葺の屋根をのせる。石造井戸枠は巨大な一枚岩をくり抜いて造られている。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-11-2 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |