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名 称 年 代   構造等
愛珠幼稚園園舎 明治34年
(1901)
遊戯室棟、玄関棟、西保育室棟、北保育室棟、便所棟、東棟からなる 遊戯室棟:木造、西面下屋・北面下屋及び庇付、桟瓦葺、北面突出部附属、建築面積265.42㎡
特徴等
愛珠 (あいしゅ) 幼稚園は、明治13年(1880)に船場北部の連合町会によって創立された大阪府下で最も歴史の古い幼稚園の一つである。同22年に大阪市へ移管され、同34年に現在の地に移転した。現在の園舎は3代目で、大阪市の中心部、南は今橋通り、北は北浜通り、西は丼池筋に面した南北に長い敷地を占め、今橋通りに正門を開く。遊戯室棟,玄関棟,西保育室棟,北保育室棟,便所棟,東棟からなり,敷地周辺に高塀を廻し,また,遊戯室と保育室に面して園庭を設ける。遊戯室棟は,たちの高い木造平屋建で,屋根は入母屋造,桟瓦葺である。玄関棟には,車寄が付き,全体的に,和風で重厚な外観を呈している。現在も園舎として使用されている現存最古の幼稚園建築であり,近代的なビルが建ち並ぶオフィス街の中にあって、敷地北東側に隣接する緒方洪庵の適塾とともに、明治の面影を今に伝える貴重な存在となっている。
参考資料:大阪市HP/国指定文化財等DB(文化庁)

2018-3-7
愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-4) 愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-4)
       
       
       
       
愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-4) 愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-4)
愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-2) 愛珠幼稚園園舎 (撮影:2018-4)
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