名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧緒方洪庵住宅 | 江戸末期 (1830-1867) |
1階:12部屋、台所土間及び玄関土間(二畳付) 2階:4部屋及び階段室、桟瓦葺 |
特徴等 |
緒方洪庵は江戸末期の蘭方の医者、学者で、ここで医者を開業するとともに、私塾(適塾)を開いて人材育成に努めた。洪庵の大きな業績の一つとして、種痘所や分苗所を設けて日本における天然痘予防の先鞭を切ったことがあげられている。またこの私塾は、福沢諭吉など日本の近代化に貢献した多くの人材を輩出したことで知られており、大阪大学の源流の一つになっている。 この建物は江戸末期の大阪の町家建築の代表的なものとされているが、同じく重要文化財になっている西隣の愛珠幼稚園舎(明治34年建築)とともに、大阪船場の歴史的景観を今に伝えている。 参考資料:大阪大学HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-2-30 |
大阪府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |