特徴等
感田神社は貝塚寺内町の産土神で、創建年代は明らかではないが、海塚村の牛頭天王社と堀村天神社から祭神を勧請し、陶器のほこらを造ったのが始まりと伝わる。慶安元年(1648)に本社などが再建されたといわれるが、現存する建物は江戸時代後期(18世紀後半)以降建造のものである。
末社三之社本殿は本瓦葺の一間社流造で、一之社の西北、三社を納める覆屋の中央に建つ。浜床・浜縁を付け、柱は円柱で、三斗組とし、軒は一軒繁垂木。妻を虹梁大瓶束とする。身舎内部を前後に間仕切るが、中央に柱を建て、扉口を2ヶ所とする。丁寧なつくりになる社殿である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(貝塚市教育委員会)/貝塚市HP
2018-12-2
       
       
       
       
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1868-1911改造
    大阪府の登録文化財建造物リスト    2018-11-26 現在
番号-名称 年 代   構造等
641 感田神社
末社三之社本殿
万延元年
(1860)
木造平屋建、瓦葺、建築面積1.1㎡
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感田神社末社三之社本殿
(撮影:2009-7)
感田神社末社三之社本殿
(撮影:2009-7)
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