感田神社末社一之社本殿

特徴等

感田神社は貝塚寺内町の産土神で、創建年代は明らかではないが、海塚村の牛頭天王社と堀村天神社から祭神を勧請し、陶器のほこらを造ったのが始まりと伝わる。慶安元年(1648)に本社などが再建されたといわれるが、現存する建物は江戸時代後期(18世紀後半)以降建造のものである。
末社一之社本殿は桁行4.8ｍ、梁間5.8ｍの木造平屋建で、境内地中央に東面して建つ。屋根は軒唐破風付檜皮葺、内部は方2.9ｍに画し、後半に壇を設け、3間社風に神殿を造る。神殿は正面に擬宝珠高欄付の木階と縁を設け、円柱で出組とし、軒は二軒繁垂木、屋根は軒唐破風付檜皮葺とする。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／現地の説明板(貝塚市教育委員会)／貝塚市HP
2018-12-2

番号-名称		年代	構造等
640 感田神社末社一之社本殿		安永2年(1773) 昭和50年(1975)改修	木造平屋建、瓦葺、建築面積28㎡


感田神社末社一之社本殿 (撮影：2009-7)	感田神社末社一之社本殿 (撮影：2009-7)

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