芝川ビルディング

特徴等

この建物は、大阪市内北船場地区の中心部に位置する鉄筋コンクリート造４階建の建物で、御堂筋から東に入ったブロックの北西隅に伏見町通に面して建っている。腰を竜山石、上部をスクラッチタイル貼とし、３階軒部にスパニッシュ瓦を葺く。古代マヤ・インカの細部装飾を採入れたアールデコ建築で、設計は渋谷五郎と本間乙彦。昭和2年(1927)の建築で、当初は自家用であったが、その後テナントビルとして使用されている。昭和18年(1943)まで置かれていた芝蘭社家政学園という花嫁学校の設備の一部が、現在も残っている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／芝川ビルHP
2018-12-1

番号-名称		年代	構造等
302 芝川ビルディング		昭和2年 (1927)	鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建、建築面積349㎡


芝川ビルディング (撮影：2018-12)	芝川ビルディング (撮影：2018-12)

h：