特徴等
この建物は木造2階(一部3階)建の能楽堂で、大坂城の武家屋敷エリアの街路に北面して建っている。昭和2年(1927)に創立されたが戦災により焼失し、現在の建物は昭和25年(1950)に再建されたものである。中央に能舞台があり、周辺は1,2階を吹抜けとし,桟敷席の見所(客席)を設ける。能舞台は切妻造,檜皮葺で、東側に橋掛を設け、鏡の間(装束の着付を終えた役者や囃子方が出を待つ部屋)と繋ぐ。楽屋等の舞台裏手の空間もよく残り、伝統的な能舞台の形式を備えた能楽堂として貴重なものとされている。
参考資料:国指定文化財等ⅮB(文化庁)/山本能楽堂HP
2021-4-29
山本能楽堂 (撮影:2021-4) 山本能楽堂 (撮影:2021-4)
       
       
       
       
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1868-1911改造
    大阪府の登録文化財建造物      2018-11-26 現在
番号-名称 年 代   構造等
300 山本能楽堂
及び能舞台
昭和25年(1950) 木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積353㎡、能舞台 木造平屋建、檜皮葺、面積63㎡
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