特徴等 |
大槻能楽堂は昭和10年(1935)建造の能楽堂で、内部に三間四方の能舞台を持っている。第二次世界大戦の戦渦を逃れてきた貴重な能楽堂であるが、能楽堂建物は昭和58年(1983)に木造から鉄筋コンクリートへと改築された。 能舞台は桁行梁間とも5.7m、切妻造妻入、檜皮葺で、右手に地謡座、背面に後座を設け、左手後方に橋掛が続く。舞台四方の頭貫上に中世風意匠の蟇股を置き、虹梁絵様や頭貫木鼻に華やかな渦紋を彫るなど、材工ともに質の高い能舞台と認められている。 参考資料:文化庁HP/大槻能楽堂HP 2021-5-2 |
大阪府の登録文化財建造物 2018-11-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
292 大槻能楽堂能舞台 | 昭和10年(1935) |
木造平屋建、檜皮葺、建築面積80㎡ |
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