特徴等 |
山田家は江戸時代には代々庄屋を務めた豪農で、住宅は熊野街道にほど近い新家中村集落の中に位置している。約2千8百平米の敷地の中に建ち並ぶ主屋、米蔵等、いずれも江戸末期の8件の建造物が登録文化財になっている。 台所棟は主屋下手東側に接続する平屋建、本瓦葺の炊事場である。内部は土間床で井戸と竈があり、主屋の下屋庇と連続して架けられた屋根上に煙出しを設ける。大正10年(1921)に改築されているが、台所廻りの設備が良く残り、上層農家の炊事場の様子を今に伝えている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/山田家住宅案内リーフレット 2010-4-2 |
山田家住宅台所棟 (撮影:2010-3) |
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大阪府の登録文化財建造物リスト 2018-11-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
264 山田家住宅 台所棟 |
江戸末期(1830-1867) 大正10年(1921)改築 |
木造平屋建、瓦葺、建築面積90㎡ |