山田家住宅玄関棟

特徴等

山田家は江戸時代には代々庄屋を務めた豪農で、住宅は熊野街道にほど近い新家中村集落の中に位置している。約2千8百平米の敷地の中に建ち並ぶ主屋、米蔵等、いずれも江戸末期の8件の建造物が登録文化財になっている。
玄関棟は主屋の下手西側に接続し、主屋上手西側にある角座敷に至る式台付きの玄関である。主屋の奥座敷にも通じており、付人用に小玄関と待合室がある。南側正面に入母屋の破風を突き出し、庄屋の格式をあらわす。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／山田家住宅案内リーフレット
2010-4-2

番号-名称		年代	構造等
263 山田家住宅玄関棟		文久3年 (1863)	木造平屋建、瓦葺、建築面積45㎡


山田家住宅玄関棟 (撮影：2010-3)

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