特徴等 |
新井家住宅は、大阪で舶来雑貨商を営んでいた新井末吉が昭和7年(1932)に迎賓館兼自邸として建てた純和風建築である。泉佐野市北部の小高い丘陵に広がる約2千5百坪の広大な敷地の中に、和風庭園を囲んで正面に玄関・座敷、左手に奥座敷、右手に主屋がコの字型に配されている。 奥座敷は平屋建、入母屋造、本瓦葺で、平面は1間半の床の間がある15畳大の座敷と10畳大の続き座敷を中心に、控え室(現在は茶室に改造)などから構成される。座敷の廻りには、庭園をゆったりと見渡せるように畳廊下及び縁を設ける。良材を用いた、質の高い接客施設である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/新井律子建築設計事務所HP ほか 2010-6-6 |
新井家住宅奥座敷 (撮影:2010-6) |
新井家住宅奥座敷 (撮影:2010-6) |
大阪府の登録文化財建造物リスト 2018-11-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
258 新井家住宅 奥座敷 |
昭和7年 (1932) |
木造平屋建、瓦葺、建築面積120㎡ |
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