特徴等 |
利齋家は天正5年(1577)に貝塚に移り住み薬種業を営んだ家柄で、住宅は御下筋(おしたすじ)と堀之町筋が交差する角地に所在し、江戸時代の主屋や土蔵などがこの界隈の歴史的景観を形成している。 主屋は土蔵の西に接して建つ平屋建、切妻造の建物で、瓦葺の屋根は途中から一段下げた綴葺(しころぶき)とする。堀之町筋に南面する正面は、竪板張りの腰上に格子窓を広く設け、貝塚寺内町の民家としては比較的開放感のある造りである。下屋庇を通しで差し掛け、上に竪格子窓を3箇所にあける。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/大阪府登録文化財所有者の会HP 2009-7-16 |
利齋家住宅主屋 (撮影:2009-7) | 利齋家住宅主屋 (撮影:2009-7) |
大阪府の登録文化財建造物リスト 2018-11-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
247 利齋家住宅 主屋 |
江戸中期 (1661-1750) |
木造平屋建、瓦葺、建築面積253㎡ |
利齋家住宅主屋 (撮影:2009-7) |
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