特徴等
和田家は岸和田の地名の起源という説のある旧家で、住宅は岸和田城東方の宮本町に所在している。広大な屋敷地のなかに主屋や離れ、土蔵などが建ち並び、8件が文化財として登録されている。
主屋は入母屋造、本瓦葺、総2階建の豪壮な建物で、敷地の東北部に南西を正面として建っている。L字形平面で、突出部は重厚な漆喰塗とし、入母屋造の玄関を設ける。良材をふんだんに用い、趣向を凝らした洋室、洗練された座敷飾を備えた客間、吹き抜けの内玄関など、昭和初期の和風住宅の優作である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/大阪府登録文化財所有者の会HP
2008-10-28
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和田家住宅主屋 (撮影:2008-4) 和田家住宅主屋 (撮影:2008-4)
       
       
       
       
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1868-1911改造
    大阪府の登録文化財建造物リスト    2018-11-26 現在
番号-名称 年 代   構造等
209 和田家住宅主屋 昭和5年
(1930)
木造2階建、瓦葺一部銅板葺、建築面積390㎡
和田家住宅主屋 (撮影:2008-4)
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