特徴等 |
井上家は近世には庄屋職を務めた家柄で、住宅は高石市街の中心部に所在している。東側に壕が折れ曲がりながら流れる屋敷地に主屋や蔵など江戸後期の建物が建ち並び、地域の歴史的景観の形成要素となっている。 長屋門は入母屋造、本瓦葺の表門で、敷地南面に開かれている。中央を内開き板戸とし、左右は背面に戸口をもつ室とする。外壁は鼠漆喰塗と真壁造を併用し、正面左に出格子窓を設ける。旧家にふさわしい屋敷正面の構えを呈する。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2009-7-20 |
井上良尚家住宅長屋門 (撮影:2009-7) |
井上良尚家住宅長屋門 (撮影:2009-7) |
大阪府の登録文化財建造物リスト 2018-11-26 現在 |
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番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
199 長屋門 |
江戸後期 (1751-1829) |
木造4階建、セメント瓦葺、建築面積52㎡ |