畑田家住宅西築地塀

特徴等

畑田家は、庄屋や村長を勤め村の経営に携わってきた旧家で、住宅は羽曳野市郡戸(こおず)の集落の中にある。塀に囲まれた広い敷地の中に建つ明治20年(1888)頃から昭和中頃に建てられた11棟の建物が登録文化財になっており、旧家のたたずまいを良く今に伝えている。
西築地塀は延長29m土塀で、南築地塀の西端付近から北に延び、屋敷地の西側を区切っている。石敷基礎上に築き、頂部に桟瓦葺屋根をのせる。中塗仕上げの土塀で、独特の風情をつくる。屋敷地の構成要素であると共に、往時の地割を伝えている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-30

番号-名称		年代	構造等
142-6 畑田家住宅西築地塀		昭和(1926 －1988)前期	土塀、瓦葺、延長29m


畑田家住宅西築地塀 (撮影：2010-11)	畑田家住宅西築地塀 (撮影：2010-11)

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