特徴等
畑田家は、庄屋や村長を勤め村の経営に携わってきた旧家で、住宅は羽曳野市郡戸(こおず)の集落の中にある。塀に囲まれた広い敷地の中に建つ明治20年(1888)頃から昭和中頃に建てられた11棟の建物が登録文化財になっており、旧家のたたずまいを良く今に伝えている。
長屋門は屋敷地の南東角に開かれており、西半部を下男部屋とし、道路側に小さな灯明窓を設け、角地に面する部分の屋根を片入母屋造とする。漆喰塗りの壁が趣のある風情を生んでいる。小規模ながら、全体的に伝統的な工法に則とった丁寧な造作になる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-11-30
畑田家住宅長屋門 (撮影:2010-11) 畑田家住宅長屋門 (撮影:2010-11)
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1868-1911改造
    大阪府の登録文化財建造物リスト    2018-11-26 現在
番号-名称 年 代   構造等
142-1 畑田家住宅
長屋門
明治20年(1887)頃 木造、瓦葺、建築面積30㎡
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