免山篤家住宅主屋

特徴等

免山篤家(めざんあつしけ)住宅は茨木市北部の丘陵地帯にあり、免山集落を代表する民家で、佐保川左岸の南下がりの急斜面を巧みに造成して屋敷を構えている。主屋から塀、石垣に至るまで、大正元年(1912)に竣工した建物群が揃って残っており、集落の歴史的景観の中心的存在になっている。
主屋は木造平屋建、茅葺(鉄板仮葺)で、当地方における伝統的な農家の形式を踏襲するが、座敷廻りには床、棚、付書院を完備し，高い技術による瀟洒な意匠になる。土間，勝手廻りに至るまで建築当初の形式がそのまま保存され、高い価値が認められている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2009-3-1

番号-名称		年代	構造等
088 免山篤家住宅主屋		大正元年 (1912)	木造平屋建、茅葺、建築面積154㎡


免山篤家住宅主屋 (撮影：2009-2)	免山篤家住宅主屋 (撮影：2009-2)

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