特徴等
榎原(えばら)家住宅は、地下鉄御堂筋線江坂駅の西北約5百米ほどの市街地に建つ大規模な住宅で、江戸末期の主屋や明治期の土蔵などか建ち並び、この地区の歴史的景観を形成している。
旧米蔵は明治23年(1890)頃の建造で、長屋門の南、屋敷南東隅に建っている。土蔵造、平屋建、桟瓦葺で、低い切石積基礎上に建ち、外壁は白漆喰塗りで、東面と南側の一部を煉瓦張りとして変化をつける。軒蛇腹は回さないが、軒裏、螻羽(けらば)とも漆喰で塗込める。小規模で簡素な造りだが屋敷正面の構えに欠かせない存在。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2008-11-12
榎原家住宅旧米蔵 (撮影:2009-7) 榎原家住宅旧米蔵 (撮影:2009-7)
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    大阪府の登録文化財建造物リスト    2018-11-26 現在
番号-名称 年 代   構造等
083 榎原家住宅旧米蔵 明治23年
(1890)頃
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積23㎡
榎原家住宅旧米蔵 (撮影:2009-7)
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