特徴等
末吉家は、朱印船貿易に携わり、幕府代官への就任や柏原船の運航を行うなど幅広く活躍した豪商で、住宅は近世初頭に堺と並ぶ自治都市として栄えた旧平野郷内に所在している。登録文化財になっている主屋、西蔵、門及び塀はいずれも江戸中期の建造で、往時の豪商の屋敷構えを今に伝えている。
塀は敷地北辺の表門から主屋間4m、主屋から西蔵間11.6mを繋ぐ高塀である。土壁の腰を縦羽目板張とし、虫籠窓2箇所を設ける。表門、主屋、西蔵とともに、敷地北辺に連続感のある景観を形成している。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2008-10-20
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末吉家住宅塀 (撮影:2007-3) 末吉家住宅塀 (撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
049 末吉家住宅
江戸(1661
-1750)中期
木造、瓦葺、延長16m
       
       
       
       
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    大阪府の登録文化財建造物リスト    2018-11-26 現在
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