特徴等
末吉家は、朱印船貿易に携わり、幕府代官への就任や柏原船の運航を行うなど幅広く活躍した豪商で、住宅は近世初頭に堺と並ぶ自治都市として栄えた旧平野郷内に所在している。登録文化財になっている主屋、西蔵、門及び塀はいずれも江戸中期の建造で、往時の豪商の屋敷構えを今に伝えている。
西蔵は敷地の北西角に位置する、2階建の土蔵である。切妻造、本瓦葺、外壁は白漆喰塗で腰を縦羽目板張とする。庭側の東面に両開き土戸の戸口を設ける。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2008-10-20
末吉家住宅西蔵 (撮影:2007-3) 末吉家住宅西蔵 (撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
047 末吉家住宅
西蔵
江戸(1661
-1750)中期
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積77㎡
末吉家住宅西蔵 (撮影:2007-3)
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