埼玉県の重要文化財建造物         2018-1-15 現在
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番号・名称 年 代   構造等
15 大沢家住宅 寛政4年(1792) 土蔵造、桁行10.9m、梁間8.5m、二階建、切妻造、正面庇付、桟瓦葺
大沢家住宅 (撮影:2005-7)
特徴等
この建物は、呉服太物を商っていた近江屋半右衛門が寛政4年(1792)に建てた土蔵造りの町家で、川越城下町の中心部である札の辻の傍らに建っている。明治26年(1893)の川越大火による焼失からも免れ、川越に現存する最古の土蔵造りである。間口10.9m、奥行8.5m、切妻造り平入りの総2階で、現在1階は店舗、2階は展示施設として使われている。外観は簡素であるが重厚感があり、2階前面の土格子が印象的である。川越大火のあとの復興において多くの土蔵造りの商家が生まれたのは、この大沢家住宅が類焼から免れたことが大きな要因になっているといわれている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板/川越市HP
2005-8-16
       
       
       
       
大沢家住宅 (撮影:2005-7) 大沢家住宅 (撮影:2005-7)
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