黄林閣(旧村野家住宅) (撮影:2005-7) |
黄林閣(旧村野家住宅) (撮影:2005-7) |
特徴等 |
この建物は、電力王といわれた実業家松永安左ヱ門の旧別荘「柳瀬荘」の主要建物であった。現在の東京都東久留米市柳窪の地に天保15年(1844)頃建てられ大庄屋の住居を昭和5年(1930)に故松永安左エ門氏が譲り受けてここに移築し、別荘としたものである。桁行24.6m、梁間11.8mという大規模な住宅で、民家というよりは寺の庫裡を思わせるような造りである。ふところの深い土間や天井の高い座敷は質実のうちに格調高い雰囲気を漂わせており、数少なくなった武蔵野民家の貴重な遺例である。 参考資料:現地の説明板(東京国立博物館)/柳瀬荘案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2007-1-16 |
黄林閣(旧村野家住宅) (撮影:2005-7) |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
08 黄林閣 (旧村野家住宅) |
天保15年(1844)頃 | 桁行24.6m、梁間11.8m、入母屋造、茅葺 |
埼玉県の重要文化財建造物 2018-1-15 現在 |